クライミングドキュメンタリー映画『フリーソロ(仮題)』2019年秋、全国公開決定!

紹介、レビュー
Alex Honnold free solo climbing on El Capitan's Freerider in Yosemite National Park. (National Geographic/Jimmy Chin)

 クライミングドキュメンタリー映画『フリーソロ(仮題)』2019年秋、全国公開決定!

こんにちは!クライミングブロガーさとしです!

 

クライマーの皆様、あの世界的偉業を覚えていますか?

人類史上初、あの岩壁をあのスタイルで登った男を覚えていますか?

 

2017年6月3日

エル・キャピタン、約1000mを「フリーソロ」で登った伝説のクライマー。

Alex Honnold/アレックス・オノルド

 

クライマーなら知らない人はいない

伝説的な偉業を成したとてつもない人物であります(‘Д’)

 

そのクライミングドキュメンタリー映画

『フリーソロ(仮題)』が2019年秋

新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開することが決定しました!!

クライミングドキュメンタリー映画『フリーソロ(仮題)』の紹介

Alex Honnold free solo climbing on El Capitan’s Freerider in Yosemite National Park. (National Geographic/Jimmy Chin)

クライミングドキュメンタリー映画

『フリーソロ(仮題)』(原題:「Free Solo」)は

 

カリフォルニア・ヨセミテ国立公園にある

970mの高さを誇る岩壁「エル・キャピタン」

命綱のロープなし、安全装置なしで登るスタイル、フリーソロで挑む様子を

描いた作品です。

 

世界一高い電波塔、東京スカイツリーの高さは634m。

これを命綱なしで登ることを想像できるだろうか?

 

今回のフリーソロは970m、スカイツリーよりはるかに高いのだ。

しかも、簡単に登れるわけではない。

 

数㎝程の指先しか掛からない場所を掴み登っていくのだ。

東京スカイツリーよりも高い場所でそんなことが出来るのか。

 

映像で見るとこの迫力が伝わってくる。

偉大な自然に立ち向かうその姿は一言では表すことが出来ない。

Free Solo – Trailer | National Geographic

作品と書いたがこれはフィクションではありません。

リアルな映像作品。

 

つまり

本当にトライしている

つまり

落ちたら死を意味する

 

何度も言うが約1000mの高さを命綱なし、

身一つで登っているんだ。

 

今までのクライミング歴史上、フリーソロをするクライマーは数少ないがいた。

しかし、

このエル・キャピタンをフリーソロで登った者はいない。

 

前人未踏だったのだ。

 

それをアレックス・オノルドは登った。

 

クライミング業界で、いや業界問わずこのトライは人類史上最大の偉業と言える。

それはこの作品の数字にも表れ

 

オープニング成績は30万804ドル、

公開週末の1館あたりの平均興収は公開当時の劇場公開作品の中で2018年最高の記録を記録し、ドキュメンタリー作品としては『不都合な真実』(06)を破り全米歴代最高の新記録の樹立となった。

 

その後も批評家や一般ユーザーの猛烈な支持を集め、公開19週目にして興収1600万ドルを突破し、ドキュメンタリーのヒット年といわれる2018年公開作品の中で最高興収を打ち立てている。

 

さらには、本年度アカデミー賞® 長編ドキュメンタリー部門での受賞をはじめ、2018トロント国際映画祭観客賞(ドキュメンタリー部門)、2019英国アカデミー賞(ドキュメンタリー部門)を受賞、全世界で45賞ノミネート、19賞受賞の快挙を成し遂げた。

 

また全米NO.1レビューサイト“ロッテントマト”では99%フレッシュという驚異の支持率を獲得し、ドキュメンタリー作品として世界各地でスマッシュヒットを記録。

 

イギリスでは歴代15位(興収約200万ドル)、オーストラリアでも歴代トップ10(興収100万ドル超)となっている。

 

いやぁ半端ないっすね(‘Д’)

今までクライミングのドキュメンタリー映像作品でここまでのものがあったのか

 

この作品を映像に収めることはとても難しいもので

クライマーならわかると思うけど

登っているときにカメラなどが視界に入るだけで意識がそらされ集中が切れる。

 

集中力が切れると簡単に落ちる

 

クライミングってそれほど繊細なんだ

 

ロープがあればいいけど

これはフリーソロ

落ちる=死

 

そんな極限状態を映像に収めた監督は 

前作『MERU/メルー』が好評を博したコンビ、エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィとジミー・チン。

人類史上最大の偉業に挑む姿を撮影し、

クライミング映画の枠を超えた人間の極限に迫る作品を作り上げたのだ。

 

ほんとにすごい。

撮る方も撮られる方も並大抵の精神力じゃない

ストーリー

アメリカ・カリフォルニア州にあるヨセミテ国立公園。

アレックス・オノルドはそこにある970メートルの高さを誇るエル・キャピタンの岩肌を登るという生涯の夢を実現するため準備を始める。

しかも、ロープなし・道具なしのフリーソロだ。

 

他に類を見ない世界で最も偉大な功績と称されるこの挑戦は、究極の選択を突きつけてくる。

成功か死か―。幾度の失敗と練習を重ね、2017年6月3日、人類史上最大の挑戦に挑む―。

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監督/製作:エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ、ジミー・チン

出演:アレックス・オノルド

撮影監督: ジミー・チン、クレア・ポプキン、マイキー・シェイファー 

音楽:マルコ・ベルトラミ  主題歌「Gravity(原題)」:ティム・マッグロウ

2018年/アメリカ/100分/提供:ニューセレクト/配給:アルバトロス・フィルム 

© 2018 National Geographic Partners, LLC. All rights reserved.

© 2018 NGC Network US, LLC and NGC Network International, LLC. All rights reserved.

前人未踏の偉業を成し遂げたアレックス・オノルドとは?

Alex Honnold free solos on El Capitan’s Freerider in Yosemite National Park.

1985年8月17日生まれ。

10歳の時にカリフォルニア、サクラメントのジムでクライミングを始める。

 

目が眩むほどの高い崖をロープなしで登るオノルドは、その謙虚で、控えめな性格でも知られている。彼の偉業は、米ニュース番組「60ミニッツ」や米紙ニューヨークタイムズなどで取り上げられ、ナショナルジオグラフィック誌のカバーを飾ったこともあります。

 

2018年に初来日した際には、平山ユージ、中嶋徹と共に、クライミングセッションし話題となるましたね♪

 

こうやって海外のクライマーが日本の岩場に訪れてくれるのは

とても嬉しいことですな(*’ω’*)

 

ロープを使わないフリーソロがメインというわけではなく、ロープを使うリードもマルチも、5m程の岩を登るボルダリングも幅広く行っていて、

クライミングを心から楽しみ愛しているのが伝わってきます(*’▽’)

 

以下の動画は日本に訪れ平山ユージや中嶋徹らと一緒に登る姿が残されている。

御前岩、瑞牆山、二子山の3か所で登っており

映像もとても綺麗なので映画『フリーソロ』を見る前に見ておくといいと思います♪

Alex Honnold Japan Rock Trip

アレックス・オノルドがフリーソロをしたときに何を考えていたのか

恐怖の克服方法など多くのことを語ったのが

TEDでの講演。

 

こちらも、素晴らしいのでぜひ♪

全ての人におススメできる映画『フリーソロ』。見ないと損!

クライマーには文句なくおススメできる。

そしてクライマー以外の人にも強くおススメしたい。

 

一人の男が命をかけて夢を追った姿。

逃げることはいつでもできるから、逃げない。

挑戦を続けることの大切さ。

逆境に打ち勝つ強さ。

そんな生きる上で大切なことを教えてくれるのが

本作『フリーソロ』だ。

 

2019年秋、新宿ピカデリー、ヒューマントラスト渋谷ほか全国で公開することが決定。

クライミングドキュメンタリー映画

『フリーソロ(仮題)』

 

伝説的偉業を、970mという極限の環境を乗り越える人間の姿を

ぜひ劇場に足を運んで観て頂きたい。

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アレックス・オノルドの自伝

今回のエル・キャピタンのフリーソロについては書かれておりませんが、

それ以前のフリーソロなどの7つのクライミングについて書かれています。

1) ムーンライトバットレス(フリーソロ) 5.12c,
2) ハーフドームのダイレクト・ノースウェスト・フェイス(フリーソロ)5.12a,
3) レインボーウォール、レッドロックス(フリーソロ)
4) “ヨセミテトリプル”, マウント・ワトキンス南壁、エル・キャピタンのノーズ・ルート、ハーフドーム北西壁、を連続登攀。18時間50分
5) ザ・ノーズのスピード登攀
6) メキシコ エル・センデロ・ルミノソ (フリーソロ)
7) パタゴニア・フィッツロイ・トラバース (ピオレドール受賞)

映画に合わせて読むとアレックス・オノルドのすごさがさらに深く分かります。

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