[ボルダリング] 3つの効果が得られる課題づくりトレーニング

トレーニング

みなさんは課題を作ったことはありますか?

 

ボルダリングジムに行くと必ず登るコース(課題)が存在します。

課題によってホールドが指定されており、その課題には難しさを表すグレードがあります。

 

この課題は基本、ジムのスタッフが作っておりお客さんはその課題を登って楽しむのが一般的です。

 

トレーニングをするにしても、この課題が絶対的に必要となってきます。

 

しかし、この「課題」、、

 

登るだけがトレーニングではありません!!!

 

課題を作るということも、トレーニングになるのであります!

 

今まで、課題を作ったことがない人がトレーニングの一つとして取り入れることにより、

自分の能力を向上させることができます。

 

なので、今回は課題づくりで得られる効果をご紹介していきたいと思います!!

 

では、さっそくいきましょう。

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課題づくりトレーニングの効果

苦手克服

課題づくりは自分の好きなように課題を作ることができます。

 

そのため、自分の苦手を克服するためにも使えます!

 

ポケットホールドが苦手だったら、ポケットホールドを多くした課題。

デッドポイントが苦手なら、デッドポイントを多くした課題などなど、

 

自分の苦手なホールドやムーブを取り入れた課題を作ることによって、

効率よく自分の苦手を克服することができます。

 

もちろん、作るだけじゃなく必ず登りましょうね(笑)

 

この時のポイントは2つ

 

苦手だけを詰め込み過ぎない

苦手なホールドやムーブを詰め込み過ぎないことです。

 

同じホールドや動きは同じ個所に負荷が集中します。

 

何度も繰り返すことで、精度は上がっていくものの

負荷がかかりすぎると怪我のリスクも高くなります。

 

一つの課題の中に苦手なものは2つぐらいに抑えると良い感じかと♪

 

難しくし過ぎない

苦手を克服したいがために、難しくしすぎるのはやめましょう。

 

あまりに難しくしすぎると、当然できません。

その課題を登れるようになるのも、時間がかかります。

 

モチベーションが下がる原因になるので、

 

自分が登れるか登れないかの丁度よい負荷の課題を作りましょう!

 

登れればモチベーションも上がるし、登れなかったら悔しいぐらいのものがベストです♪

 

最初のうちはこの丁度よい負荷やグレード感が分からないかもしれませんが、

課題づくりを続けていくうちになんとなくわかるようになっていきます。

 

オブザベーションがうまくなる!

オブザベーション能力がかなり向上します!!

 

課題を作っていくと、課題の中にあるホールドの意味を考えるクセがついていきます。

 

そのホールドがどのように使われるのか、

どんなムーブをするのか、

一つのホールドに持ち方が何通りかあった場合にも気づきやすくなったりします。

 

課題づくりは課題について考え抜いていくことなので、

おのずとオブザベがうまくなるんですな!

 

ムーブの選択肢も増えていくので、

何通りかの登り方を考えられるようになります。

 

オブザベの精度が上がると

他の人の課題を登るときにめっちゃ楽になりますよぉ♪

たった4ステップでグンっと上達!ボルダリングで必要なオブザベーションの方法。
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自分のできること、できないことが分かる

これは、オブザベに近いのですが、

自分の身体のできること、できないことが分かります。

 

自分の苦手なことではなく、

「できないこと」

これが分かるのはとても重要なことです。

 

具体的には

自分のリーチが分かるようになります。

 

課題づくりを続けていくと、

自分の身体で届く範囲が目で見てパッとわかるようになります。

 

この距離は届く、届かないという距離感がすぐにわかるようになるのですな。

 

そうすると、

「じゃぁ、それを解決するためのムーブを考えよう」と

切り替えが早くなるので、課題を完登するまでのトライ数がグッと減ります。

 

また、自分が起こせるムーブもわかるようになります。

ムーブを起こせるか起こせないかはホールドの持ち感と体勢によって大きく変わります。

 

自分のリーチでこの体勢でこのホールドの持ち感

これならできる!できない!が分かるようになるので、

 

他の課題を登るときにオブザベがうまく行かなかったとしても、

その場で出来る動きに切り替わっていきます。

 

現場対応能力があがるのですな!

 

さいごに

いかがだったでしょうか?

 

課題づくりには成長に欠かせない要素がぎっしり詰まっております。

 

最初は難しく考えなくて大丈夫なので、

気軽に課題づくりをしてみましょう。

 

最初は思ったように作れなくても、

どんどん作れるようになっていきます。

 

そして、それを繰り返すことにより

苦手が克服できたり

オブザベがうまくなったり

自分のできることが分かるようになっていくのです。

 

課題づくりはとても良いトレーニングになるので、

ぜひ、課題づくりを楽しんでやってみてくださいませ♪

 

課題ってどうやって作ったいいか分からない人はこちらへどうぞ

[ボルダリング] 500課題作って分かった面白い課題の作り方
私は年間で約400課題作ります。今回は課題の作りかたをみなさんにご紹介していきます。課題作りはかなり良いトレーニングにもなるので、トレーニングの一つとして取り入れてみるのも良いですね♪ぜひ楽しんで課題を作っていただければと思います。

 

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