ボルダリングで強くなってからリードに挑戦するとレストが出来なくなる理由とその克服方法

トレーニング

こんにちは!クライミングブロガーさとしです。

 

今回はレストの話!

・レストってなに?
・なぜボルダリングで強くなってからだとリードでレストが出来ないの?
・克服するにはどうしたらいいの?
という悩みを解決していきたいと思います。
 
 
僕自身、最初はレストが苦手だったのですが、ジムスタッフとして5年間働いてきたなかでレストも克服することが出来ましたので、その方法をご紹介していきます。
 
 
記事の前半でレストが難しい理由
記事の後半では克服方法について解説していきます。
 
 
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ボルダリングで強くなってからリードに挑戦するとレストが出来なくなる理由とその克服方法

ボルダリングって必要なものが少ないから始めやすいのに対して、

リードはロープや確保の技術が必要だったり、パートナーが必要だったりと

始めるのに少しハードルが高いですよね。

 

なので、ボルダリングを始めてからリードに挑戦する人が多くなってきたように思います。

僕もそうでしたからね(笑)

 

なんか、リードはちょっとめんどくさそうってイメージだったんですよね(笑)

でも、挑戦してみるとすげぇええ楽しい!!!

 

で、リードでも強くなりたいって思ったときにぶつかった壁

「レスト」

 

全然、レストできん!!!

って状態が結構つづいたんですよねぇえ

 

でも、なんとか克服も出来たので皆さんと共有できればと思っています!

リードクライミングの必須技術「レスト」

そもそもレストってなに?

レストってそもそもなんぞや?って人もいると思うので解説しますね♪

 

「レスト」とは腕や足、身体を休めることです。

 

リードクライミングでは手数が多いので、腕や身体がパンプアップしてしまい、力をいれられなくなり、登れなくなってしまいます。

 

なので、登ってるなかで「レスト」をして腕を休めて回復させ、また登り、長いルートにも対応していこう!っていうお話です。

 

「レスト」と言うと、腕だけを休めるように思われがちですが、

体勢によっては脚を休ませられたり、身体全体を休めさせることもできます。

 

長いルートを登っていると脚も疲れてふんばりが効かなくなったりしますからね(‘Д’)

ボルダリングで強くなってからリードに挑戦するとレストが出来ない理由

全ての人がレスト出来ないわけではないのですが、

スタッフとして働いていた5年間では

ボルダリングで強くなってからリードに挑戦して、全然レストできねぇえって人をよく見ました。

 

僕自身もボルダリングで3級を登れるようになったあたりからリードに挑戦をして、

全然レストができない悩みにぶちあたりました。

 

腕がすぐに疲れてしまい、登れなくなってしまうのです。

その理由はなんなのでしょうか?

ボルダリングに慣れ過ぎた

まず、一つ目は

「ボルダリングへの慣れ」

 

これが一番大きな理由です。

ボルダリングでは手数が短く、またパワフルな課題が多いです。

 

そのため、力を抜く意識を持ちづらく、

常に全力で登ってしまうのです。

 

その全力で登ることに慣れてしまうと、

リードに移ったときにもその登り方をしてしまい、すぐに疲れてしまいます。

 

力を抜きたくても、抜き方がわからずに疲弊してしまうんですよね。

僕もこのタイプで克服するのが大変だった!!(笑)

 

どうやったら力を抜くことができるのか?

すげぇ悩んでいましたね。

「レスト」の必要性に気づいていない

二つ目は

「レストの必要性に気づいていない人」です。

 

ボルダリングではレストをすることがないので、

レストなんかいらねぇ!早く登ってそのまま登り切っちまえばいいじゃねぇか!って人です。

もちろん、それでもいいんですが。

 

現実はそう上手くいきません(笑)

 

短いルートや自分にとって易しいグレードならレストがなくても登れるかもしれませんが、

難しいルートになってきたら必ずと言っていいほどレストが必要になってきます。

レストの効果を実感できない

三つめは

「レストの効果を実感できない」です。

 

レストに挑戦してみたものの、ボルダリングの全力で登る登り方に慣れた身体では

レストがうまく行かずに効果を実感できなかった人です。

 

僕もこの感覚があった時期もありました。

レストしても疲れるだけじゃん!全然、レストになってない!っていう感じ。

 

しかし、これはレストの方法が悪かっただけなので、

しっかりレストをすればちゃんと休まって登れるようになるんですよね♪

 

では、全力で登るボルダリングに慣れたぼくたちはどうやってレストを克服して身に着けていけばいいのでしょうか?

全力で登るボルダリングに慣れた僕らがレストを克服する方法

呼吸がめっちゃ大事!

レストをするには呼吸がめちゃくちゃ大事です。

 

全力で登るボルダリングになれた僕らはついつい呼吸を止めて登りがちです。

呼吸がとまっていると酸素が身体に回らないので、すぐにパンプアップしてしまいます。

 

なので、しっかりと呼吸をすることで酸素を身体に回し疲れにくくしていきます。

 

呼吸が大事なのがわかったけど、それでもムスカしい!!って人は

息を吐くことだけを意識しましょう!!

 

息を吐けば、あとは身体が勝手に吸ってくれます( *´艸`)

なので、課題に取り組むまえに呼吸を吐いてからスタートしたりと、

とにかく、登ってる間も息を吐くことに意識を使っていきましょう。

 

次第に登りながら呼吸する慣れてきます♪

楽に登れる体勢を身に着ける

二つ目は

「楽に登れる体勢を身に着ける」です。

 

ボルダリングに慣れてしまうと、多少体勢がきつくても力任せに登ってしまうことがよくあります。

体勢がきついってことは、パワーの消費も多いってことです。

 

腕を伸ばして、足にしっかりと体重をかけたり、登る中で楽な態勢を都度みつけていくことが大事です。

 

基本的には腕を伸ばすこと。

腕が曲がるとすぐにパンプしちゃいますからね。

 

足の位置や身体の位置で楽な具合が変わっていきます。

ヒールフックが楽なのか、キョンするのが楽なのか、、、

色々なので

たくさん考えてトライしていくことをおすすめします。

 

以前、このブログで書いたボルダリング壁で出来る5分間トレーニングもおススメです。

5分間壁にいるなかで、一番楽な態勢はどれだろう?って考えながらトレーニングすると効果倍増です!

人の多いジムでは難しいトレーニングなので、人がいないときに、迷惑にならないようにトライしてみてください(笑)

 

普段、リードで登るときにも楽な態勢を考えて登るだけでも全然違うので意識しながら登ってみてください。

 

呼吸も忘れずに!

レストは安定した体勢から

レストの基本は安定した体勢です。

 

呼吸と楽な態勢を身につけたら、片手を離しても平気なぐらい安定した場所、体勢で

腕を下にブラーんとした状態でぶらぶらと振って血液を流して、レストしていきましょう。

 

マッチできるホールドなら、左右の腕を交互に休ませてもOKです。

 

とにかく、安定した体勢をつくることが重要なので、

「呼吸」、「楽な態勢」を身に着けて挑みましょう!

 

慣れてきたら、オブザベの段階でどこでレストをするのか考えていきましょう。

 

右手のクリップが続いてきつそうだから、右腕を休ませられるところはどこかな?とか

あそこはキョンができて休めるなとか、ヒールフックで休めるなとか

 

オブザベの段階で考えられるようになると、一気の登りも変わっていくので、

諦めずにトライしていきましょう!

まとめ

・レストは腕や脚、身体を休ませる技術
・ボルダリングで全力で登ることに慣れ過ぎるとレストが難しく感じる。
・呼吸、楽な態勢、安定した体勢を意識して登る
僕はこれで克服をしました!
 
 
ちょっとしたことを意識するだけで、登りがどんどん変わっていくので、
諦めずにぜひトライを続けてみてください♪
 
 
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