皆さんキャンパシングボードとか自分が持てないホールドを触ったときって
すぐにあきらめていませんか?
これは持てないやつだから無理!!と
でも、その持てないホールドを持てるようにしていきたくありませんか?
クライマーの永遠のテーマ「保持力」について
前の記事では保持力トレは怪我のリスクが高いのでおススメしませんよぉって
お話をちょろっとしました。
そのうえで、保持力を助けるトレーニングについてお話しましたね。
スクワットや体幹トレ、懸垂、登るときのルールなどなど
これらのトレーニングをすることで、直接保持力を上げないトレーニングでも
保持力を助ける働きをして、楽に登れるようになるよってことです。
(懸垂はかなり保持力上がりますけどね)
詳しくはこちらから

で、その中でも一番保持力UPに近いトレーニング「懸垂」
この懸垂よりも簡単なトレーニングで、なおかつ怪我のリスクも低い方法で
保持力をUPさせていこうぜっていうのが今回のお話です。
詳しい懸垂トレーニングについてはこちらから

で、今回はとても簡単です
そもそも懸垂できないよって人もまずはこのトレーニングから始めることをおススメします。
誰にでもできると思います。
ただね、ちょっとしたポイントがあるのでそこだけ
では、さっそく
[ボルダリング]簡単なのに誰もやらない保持力UP術
場所
クライミングジムか自宅かのどちらでもできます。
ただ、自宅の場合は必要なものがでてくるので揃えるのがちょこっとねってな感じ
できれば、ジムに行ってするのが良いのですが
仕事で忙しいかたは、自宅にあるものを設置して行いましょう。
トレーニング好きな人はもう持っている人も多いかなと
必要なもの
キャンパシングボードやホールドなど
指しか掛からないもの!
ホームジムにキャンパシングボードがある人はそれで、
ない人は強傾斜の壁で色々なホールドを、
ジムに行けない人はビーストメーカーや
ロックリングスやシュミレーターを自宅に設置すると良いです。
方法
さて、これらトレーニング器具を使ってどのように
きつくなく簡単なトレーニングをするかというと、、、
「ジャンプ」です
ぴょんぴょんとジャンプしましましょう!!
は?と思う方もいるかと思いますが
これ、かなり効果的ですよぉ
具体的なやり方はですね。
まず、自分がぶら下がれないホールドを選びます。
細かいホールドでもいいですし、ポケットなどの指の本数が限定されているものでも構いません。
自分が苦手でぶら下がることのできないホールドを選ぶのです。
そして、そのホールドに指をかけて
ジャンプをするだけ!
床から飛び跳ねて着地をする、
ただ、指がかかっているだけ!
で、このときのポイントなのですが
出来る限り指に力をいれましょう。
ただ、最初のうちは無理にぶら下がろうとしないでください。
*怪我します
無理にぶら下がらないけど力はいれる、
で、すぐに着地をする。ってな感じ。
こんな感じです
ほんとにジャンプしているだけ。
ジャンプをして指に力をいれて、着地までの時間を伸ばそうとする感じですね。
回数
これもお手軽に10回を2~3セット
このセットも1日を通してのセット数です。
おススメはジムで登る前に1セット
帰る前にもう1セットなど、
仕事で忙しい人は
仕事行く前に1セット
帰ったらもう1セット
ってな感じ!
どうですか?
みんなできそうじゃありませんか??
めっちゃ簡単なのであります。
注意点
かなり負荷の少ないトレーニングですが、
怪我には気を付けください。
また、もともと指を壊している人も無理してやってはだめです。
また、このトレーニングをして指に違和感がでてきたらすぐに辞めて休ませましょう。
判断は各々していただいて、自己責任でお願います。
そして、効果はすぐにでません。
ものすごい長い目でみてください。
3か月から半年ぐらい続けるといい感じ。
すぐに効果のでるトレーニングはかならず身体を壊します。
じっくり鍛えたものは強いですよぉ♪
自分は最初、キャンパシングボードに2本指でまったくぶら下がれなかったのですが、
週5ぐらいでこの飛び跳ねるのをしていました。
ぴょんぴょんぴょんぴょんとしていると
周りのクライマーにもなにしてるの?と言われましたが(笑)
気にせず続けました!
鋼のメンターール!!(笑)
でで、しばらく続けていると徐々に力を入れられるようになり
ジャンプしても着地までの時間が長くなっていきました。
3か月もすると、ぶら下がることができ
保持力がかなりUPしました。ってな訳であります。
今では2本指でキャンパシングができます。
地道ですがやってよかったと思えるトレーニングですね。
指などの身体の細かいところを鍛えるには時間がかかります。
これだけ覚えておいてじっくり鍛えていきましょう!!
最後に
いかがだったでしょうか
今回は簡単な保持力UPのトレーニング方法でした。
誰でもできる内容なので、ぜひ実践していただき
長い目で指を鍛えていきましょう。
このブログでは何度どいっておりますが
怪我が一番の遠回りです。
指を治すには時間がかかるし、
クライミングが楽しくなくなってきます。
僕はそれが一番悲しいので、
ぜひ、怪我無く末永くクライミングを楽しんで頂ければ幸いでございます。
その他トレーニング方法はこちら
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