こんにちは!クライミングブロガーさとしです。
今回は
クライミングジムのホールドについてです。
寒くなってきたら要注意?【ホールドが回ってしまう3つの原因】怪我をしないために意識したいこと
![](https://i0.wp.com/climbingup2.net/wp-content/uploads/2019/10/ice-2360363_960_720.jpg?resize=800%2C450&ssl=1)
クライミングジムの壁についているホールド。
あのホールドは実は回るんですよね。
登っているときにホールドが回ってしまうと、
落ちてしまうし、体勢が悪ければ怪我のリスクも高まります。
クライミングジム側はホールドが回らないようにホールドをセットしてはいるんですが、
絶対に回らないというものでもありません。
ホールドは回ってしまうものなのです。
では、なぜ回ってしまうのでしょうか?
クライミングジムのホールドが回ってしまう3つの原因とは?
![](https://i0.wp.com/climbingup2.net/wp-content/uploads/2019/10/screw-1924174_960_720.jpg?resize=800%2C418&ssl=1)
回り止めが入っていない
クライミングジムについているホールドはボルトや数本のビスで止まっています。
ボルト1本だけで止めていると、ホールドが回ってしまうので、
ジム側としては回り止めのビスを数本打ち込むようにしているんですよね。
しかし、まれに回り止めを打ち忘れていることがあります。
そうすると、ホールドが回りやすくなってしまう原因となります。
登っている振動でゆるくなる
クライミングジムではたくさんのクライマーがホールドを使って登っています。
そうすると、登っている振動がホールドのボルトに伝わりゆるんでいくことがあります。
一気にゆるもことはないんですが、日々の振動を積み重ねることで
ちょっとずつゆるんでしまい、ホールドが回りやすくなっていきます。
熱収縮によりゆるむ
夏や冬へと季節が変わるときに
室温がガラッと変わります。
それにより、壁の板やボルトが熱収縮をおこしゆるくなってしまうことがあります。
とくに夏から冬へと季節が変わるときは
暑い状態から寒い状態になるんで、板もボルトも縮みゆるくなる可能性が高まります。
それによってホールドが回りやすくなるので
季節の変わり目は要注意です。
ジムとしては定期的に増し締めをしてチェックすることが求められます。
怪我をしないために意識したいこと
![](https://i0.wp.com/climbingup2.net/wp-content/uploads/2019/10/woman-3187087_960_720.jpg?resize=800%2C473&ssl=1)
ホールドが回ることを意識する
ホールドはいつでも回る可能性があります。
ジムに初めて行ったときも必ずジムのスタッフに注意事項としてホールドが回ることがあるのは言われます。
なので、どんな時にホールドが回るのかをしっかりと覚えておき意識して登っていきましょう。
安定した体勢で登る
また、なるべく安定した体勢で登っていことも大事です。
バランスが崩れてしまうと怪我のリスクがあがりますし、
バランスが崩れたときにホールドが回るととても危険です。
なので、なるべく安定した体勢で登っていくことが大事です。
ウォーミングアップをしっかりと行う
登る前にはウォーミングアップをしっかりと行いましょう。
寒くなってくると身体が動きにくくなるので
登る前に身体を温めるkとおが重要です。
身体を温めておくことで、ホールドが回って急な墜落をしたとしても反応し受け身をとれる可能性があがります。
登るときには身体が動く状態にしておくことで怪我のリスクを抑えることができるんですな(*’▽’)
合わせて読みたい記事:「ボルダリング前の動的ストレッチでパフォーマンス向上!」
クライムダウンも大事
ホールドが回ることとは関係がないですが、
怪我のリスクを抑えることの1つとして
「クライムダウン」もとても重要です。
課題を完登したときにTOPから飛び降りるのではなく
ホールドを使って降りてきます。
1つ下のホールドまで下りるだけでも高さがかなり変わってくるので
怪我のリスクもかなり抑えることができます。
とても大事なものなんで、ぜひ「クライムダウン」をして降りて来てくださいね♪
怪我をしないことが上達の近道
![](https://i0.wp.com/climbingup2.net/wp-content/uploads/2019/10/board-3695073_960_720.jpg?resize=800%2C533&ssl=1)
誰もが怪我はしたくないものですが、
ボルダリングは怪我のリスクが高いのも事実です。
そして、怪我をしてしまうと登れない期間がやってきます。
指をパキったや腰や膝、手首を痛めた!と言う話をよく聞きます。
避けられない事故やケガがあるのも事実ですが、
避けられる事故やケガもあります。
危険性を意識したり、クライムダウンをしたりすることで
事故やケガを避けられることがあります。
なので、ぜひ皆様には安全への意識を高め
怪我を減らし、たくさん登ってどんどん上達していっていただければと思います。
怪我をしないことが上達の近道です!
コメント