こんにちは!クライミングブロガーさとしです。
今回はボルダリングで強くなるために必要な3つのことをご紹介します。
僕が6年間ボルダリングをしていて、今回3つのことを実践して2段まで登ることが出来るようになった経験を活かして解説していきます。
記事の前半では登ってるだけで強くならない理由、
登っているだけじゃダメ?ボルダリングで強くなるために必要な3つのこと
僕がボルダリングを始めたときは、多くのクライマーさんが
「登っていれば強くなる」と言っていました。
もちろん、これも正しいと思います。
ボルダリングを始めたときはボルダリングに使われる筋肉や身体の動かし方を、
登っているだけで身につくからです。
しかし、ある程度登っているとかならず成長の壁にぶつかります。
ただ登っているだけでは強くなれない理由
なぜ、「ただ登っているだけ」では強くなれないのか・・・
それは、
「ただ登っているだけだからです」
大事なのはこの「ただ」ってところ
ただ登っているだけで強くなるのであれば、
多く登り続けている人が強くなり、世界でも活躍できるはずです。
でも、現実はそうではありません。
自分より後に始めた人にあっという間にグレードを抜かれたりするんです。
それは、強くなるためにしていることが必ずあるからなんです。
ボルダリングで強くなるために必要な3つのこと
僕は先日こんなツイートをしました。
【ただ登ってるだけじゃ強くはならない】
— さとし@クライミングブロガー (@ClimbingUP4) 2019年4月30日
最初に始めた頃、登っていれば強くなれるって言われたけど違う。
登ることに合わせて3つの事を行えば身体が軽く思い通りに登れるようになる
その3つの事とは
・身体を鍛える
・身体の動かし方を学ぶ
・考え抜く
たったこれだけ
これが全スポーツの土台だ
全スポーツの土台となる部分の話です。
・身体を鍛える
・身体の動かし方を学ぶ
・考え抜く
これがボルダリングで強くなるために必要な3つのことです。
一つずつ解説していきますね。
負けない身体を作れ!身体を鍛えることの重要性
ボルダリングは登っているだけでも、ある程度の筋肉はつきます。
なのでただ登っているだけでも強くなれると思っている人が多いんだと思います。
しかし、それだけでは足りないんです。
より強くなりたい!と思もうのであれば登るだけでは付けずらい筋肉を鍛える必要があります。
ボルダリングは上半身の筋肉が付きやすいです。
なので、鍛えるべきは下半身や体幹、スクワットなどでしっかりと鍛えるとブレない安定した登りが得られます。
頭でわかっていても実際のところ筋トレは地味でつらいんで続かない人が多いですが、
ここを乗り越えるとかなり登れるようになると個人的には思っています。
僕自身も1級あたりで伸び悩んでいるときに今までやっていなかった、体幹トレーニングを取り入れてから、グレードが一つ上がりました。
どんなスポーツのどのアスリートも身体の軸を鍛える体つくりを行っています。
ボルダリングも例外なく鍛えたほうが確実に伸びていきますよね。
身体の動かし方を学ぶ
身体を鍛えただけでも、それを活かしきれなければ意味がありません。
なので、身体の動かし方を学びましょう。
身体の動かし方というのは「思った通りに身体が動く」ということです。
実はこれが結構むずかしいんですよね。
人は自分の身体が思った通りに動いていると思いがちですが、
目に見えていないところなどは全然だったりするものです。
全身を使うボルダリングだからこそ、思った通りに身体を動かsるようになるといいですよね。
運動神経がいいと言われる人の多くは「思った通りに身体が動く人達」です。
では、どのようにして「思った通りに身体を動かせる」ようになるのか。
それは
・自分の登りを知る
・人の登りを知る
・イメージトレーニングをする
・実際に身体を動かす
・感覚値を改善する
ってことが大事かと思います。
自分の身体の見えない部分を動かしていくってのは「感覚」になります。
しかし、感覚のままだとずれていても自分では気づきにくいのです。
自分の動画を取って観たり人に見てもらうことで、
「感覚」ではなく「視覚」でとらえることが出来ます。
「感覚」は抽象的ですが、
「視覚」で見たものは「事実」です。
自分がなんとなく出来ていたつもりになっていたものも、実は出来ていなかったというのを知ることがスタートですね。
そこから何度も改善を繰り返して感覚と事実をすり合わせて「感覚値」を高めていきます。
それにより「思った通りに身体を動かせる」ようになっていくんですよね。
実際にプロクライマーの野口さんや楢崎さんも登るだけではなく、
身体の動かし方なども鍛えています。
この二人のトレーナーである千葉さんが身体操作をレベルアップさせる本をだしていて
とてもおススメです。
多くのエクササイズが紹介されており、本を読みながら実際に身体を動かしてくことができます。
プロクライマーの野口さん楢崎さんのインタビューも載っており読み応えも抜群ですよ♪
考え抜く
「ただ登っているだけ」という状態は思考が停止している状態です。
その状態では学びの量がかなり少ないのでなかなか上達はしません。
なので「考え抜く」ということが大事です。
・なぜ登れたのか?
・なぜ登れなかったのか?
・どうすれば登れるのか?
これを徹底的に考え抜いていきます。
パワーが足りていない、で終わらせずに
どんなパワーが足りていないのか、それはどうすれば身につけられるのか、どれぐらいトレーニングすればいいのかなどなど。
課題が登れなかったら
ムーブが違ったのか、スメアの位置は、肩、腰の位置、動かし方は?足の角度は?
ホールディングの仕方は?
などなど
とにかく、考え抜くことが大事です。
考え抜くことで改善点も見つけられるし、
それを繰り返すことで、頭の中に解決策の引き出しが溜まっていくので。
初めての課題を触ってムーブが分からなくても、その現場に言ったらとっさに判断ができて登れたりします。
多くの思考をくり返し引き出しを増やすことで、感覚的にこの動きはダメ、
こうすれば登れるってのが身に付きます。
大事なのは感覚が先ではなく、
思考をして引き出しを増やすことで、とっさに脳が判断できるようにしてあげることです。
まとめ
ボルダリングで強くなるために必要な3つのことは
もちろんこの3つだけでは強くなならないので、
その他トレーニングはこちらからどうぞ
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