たった4ステップでグンっと上達!ボルダリングで必要なオブザベーションの方法。

トレーニング

こんにちは!ジムスタッフとして5年働いたさとしです。

 

今回はグンっと上達するための一つの方法

「オブザベーション」の方法についてご紹介します。

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たった4ステップでグンっと上達!ボルダリングで必要なオブザベーションの方法。

「オブザベーション」とは課題を登るときに、どうやって登るかを考えることです。

簡単に「オブザべ」と略すことが多いですね。

 

ボルダリングでもリードクライミングでも重要な要素で

「オブザベーション」をしっかりすると一撃の可能性が高くなります。

 

コンペではオブザベーションタイムが設けてあり、選手が登る前に

課題をどうやって攻略しようか考えているわけであります。

 

このオブザベーション、実は結構難しく思ったように登れないことのほうが多いです。

しかし、オブザべが上手くなっていくと自分の限界のグレードの課題ですら、一撃率が跳ね上がるのでしっかりと覚えていきましょう。

 

課題を一撃で登るのって気持ちいいですからね♪

 

では早速オブザベーションの方法についてご紹介していきます。

これで上達!「オブザベーション」の方法

1ステップ目!ホールドを覚える

まずはホールドを覚えましょう。

 

ラインセット(登る課題ごとにホールドの色分けがされている課題)では、あまり迷うことはないですが、

 

まぶしの壁では使うホールドをしっかりと覚えておくことが重要です。

 

出来ればホールドの向きなども覚えておくと良いでしょう。

2ステップ目!手順を考える

次に手順を考えましょう。

このとき重要なのが、自分が実際に登っているところを想像しながら考えることです。

 

初手は右手、2手目は左手など登る課題のTOP(終了点)までしっかり手順を考えていきましょう。

 

この手順を考えるのが難しい課題もあります。

ホールドの位置関係によって手順がかなり変わってくるからですね。

 

最初のうちは近いホールドから追って行って順番をつけていくだけでもOK。

余裕が出てきたらこのホールドは右手かなとかを考えていきましょう。

 

最初は間違ってもOKです!

どんどん失敗しましょう。

 

考えて登て詰まったら何がだめだったのか振り返りましょう。

3ステップ目!足順を考える

次は足の位置です。

 

足が自由の課題の場合はなんとなくの場所で大丈夫です。

バランスの取れそうな位置を考えておきましょう。

 

足限定の課題の場合、2手目3手目と高度が上がってきたときに足をどのホールドを踏むかを考えます。

最初は難しく全然わからないかもしれませんが、考えていくことで分かるようになっていきます。

これで最後!ムーブを考える!

ムーブを考えましょう。

 

ホールドの向きや位置、体勢によってできるムーブが違いますので、

自分が登っていることをしっかり想像して考えることが重要です。

 

クロスなのか、飛ばしなのか、デッドなのかランジなのか、

キョンが出来るポイントはあるかなど考えられることはたくさんあります。

 

そのためにはムーブの引き出しが必要で、

なおかつムーブの特徴をシッカリと知ることが重要となってきます。

 

とにかく想像することが大事です。

さらに上達するために考えたいこと

自分のリーチを知る

皆さん自分の身長はわかりますよね?

 

では、手を上に伸ばしたときの長さは?

横に広げたときの長さはどうでしょう?

 

ずばっと答えられる方はお見事です!

答えられない方は実際に測ってみましょう♪

 

自分のリーチを知ることがとても重要で、

ここまでの距離なら足が残るとか、

この距離はぎりぎり足が残らないから気持ち強めに出ようとか考えられるわけです。

 

具体的に何センチです!と答えられなくてもいいいので、

なんとなくこの距離までなら届く届かなってだけでも知っておくと強みになります。

 

リーチによってムーブが変わってきますので、自分のリーチは知っておきましょう。

3種類のムーブを考えておく

オブザべが上手くいってそのまま登れるときはいいのですが、

思い通りにいかないことは多々あります。

 

なので、1通りのムーブだけではなく3通り程のムーブを考えておきましょう。

 

「核心部のムーブはきっとこれだと思うけど、そのムーブが出来なかったときはこのムーブをしてみよう」と違うパターンのムーブを頭に入れておくことで

思い通りにいかなかった場合でも違うムーブにすぐに移行できます。

 

このすぐに違うムーブを試せることが重要で、一撃率がかなり上がっていきます。

自分のオブザべのストックをたくさん用意しておきましょう!

持ち感を覚えておく

これはちょっと難しいかもですが、

自分が触ったことのあるホールドの持ち感を覚えておきましょう。

 

違う課題を登るときに持ち感のわかるホールドがでてくると、

オブザべはかなり楽になります。

 

「あのホールドはかなり持てるからこのムーブができそう」、

「あのホールドはかなりきびしいから慎重にいこう」など

持ち感を覚えておくことで、オブザべがどんどん詳細になっていきます。

 

自分が触ったことのあるホールドの持ち感は覚えておくと便利ですよぉ♪

 

最後に、オブザベは想像力だ!

オブザベは想像力です!

 

どうやったらうまくなるかは

とにかく想像し考えるしかありません。

 

人に言われたムーブではなく、

自分の頭でしっかりと考え想像したムーブが大事なのです。

 

失敗したらその失敗をしっかりと覚えておくのであります。

自分になにが出来てなにが出来ないかをしっかりと把握する。

 

想像の力が一撃へと導いてくれます!

 

オブザべしてどんどん一撃していきましょう!!

 

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