こんにちは!クライミングブロガーさとしです。
今回は「サイファー」についてです!
![さとし](https://i0.wp.com/climbingup2.net/wp-content/uploads/2019/01/BDIH1293.jpg?w=1256&ssl=1)
ジムスタッフ歴5年の経験をもとに解説していきますね♪
▼動画でサクッと観たい人はこちらからどうぞ!▼
【ボルダリング】脚を振るだけではダメ⁉「サイファームーブ」徹底解説!方法とそのコツ、失敗例も合わせて紹介!
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サイファーってどんなムーブ?
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「サイファー」とは
サイファーってどんなときに使うムーブなの?
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サイファーを使う条件としてはこんな感じです。
フットホールドが一つしかないとき
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フットホールドが二つあるときは両足で踏み切ることができるので、
サイファーである必要性はあまりなくなってしまいます。
フットホールドが一つしかない場面で遠くのホールドを取りに行きたいときや、
デッドポイントを出したいきなんかにサイファーを使うことがあります。
フットホールドの位置が深いとき
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フットホールドが高い位置にあるときは足の立ち上がりで踏み切ることができますが、
深い位置にある場合、踏み切ることができません。
サイファーは足で立ち上がるような踏み切りを必要としないムーブなので、
フットホールドが深い位置にあるときに有効になってきます。
フットホールドが取りに行くホールドの逆の位置にあるとき
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サイファーのムーブは取りに行く側の足を振って飛び出していきます。
ホールドを左手で取りに行く場合は左足を振ります。
右手で取りに行く場合は右足を振る。
たとえば、左手でホールドを取りに行く場合、フットホールドが左の方にあれば、
左足を乗せることがほとんどなので、足を振れなくなります。
逆にフットホールドが右側にある場合は、右足で乗って左足を振ることができます。
ダイアゴナルのように対角線上に足を配置して飛び出すことも可能ですが、
初速をつけにくいのと、ホールドを取ったあとの振られが大きくなってしまうので、
サイファーの方が有効になったりします。
言葉や写真だとちょっと分かりづらいので、ぜひ動画を見てみてください!
ハンドホールドが悪いとき
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ハンドホールドが悪いときにもサイファーは有効です。
ハンドホールドが悪いときには、スタティックに登るのが困難になるので、
デッドやランジのムーブを選ぶ可能性が大きくなります。
サイファーはデッドやランジの時に使うムーブなので、
上記の足の位置などによってサイファーランジもしくはサイファーデッドになることがあります。
サイファームーブの方法とそのコツ
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サイファーの方法は
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サイファーのコツは?失敗例を紹介しながら解説
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サイファーのコツは
タイミングと身体の動かし方です。
足を振ることに意識をしすぎると、身体との振りのタイミングが合わずに飛び出しづらくなり失敗してしまいます。
身体の末端である脚をいくら大きく振ったところで身体が動いていないと勢いもつかないので飛び出せません。
むしろ身体の振りとタイミングがずれてしまい飛び出せなくなってしまうんですよね(‘Д’)
失敗例の写真はこんな感じです。
足を振っていても身体が動いていません。
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なので大事なのは
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イメージとしては
腰から動かすとか、膝蹴りをするような感じです。
上手くできない人は周りの人に見てもらうか動画を観てしっかりと動けているかチェックしましょう♪
反復練習をすることで少しずつできるようになっていきますので、地道に練習をしていきましょう!
サイファーは横方向のランジだけでなく、縦方向のランジにも使える!
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サイファーは横方向のランジによく使いますが、縦方向のランジにも有効です。
フットホールドが深い位置にある場合、縦方向のランジでも足で踏み切ることができないので、腕の引きつけ頼りになり、ほぼキャンパの状態で飛び出すことになります。
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サイファーは初速を付けられるというメリットもあるので
縦方向のランジでも弧を描くように飛べばかなりの距離を楽にだせるようになります。
少し慣れが必要です。
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まとめ
サイファーとは
▼書籍で学びたい人はこちらがおススメ▼
写真を多く使い分かりやすい言葉で解説しています。
ボルダリンを始めたばかりの人から上級者まで学べることが多いのでぜひ♪
僕のブログでも多くのことを解説していますよ♪
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