【ボルダリング】脱初心者に向けて!「ヒールフック」徹底解説!方法とそのコツ、メリットや使い分けまで紹介

トレーニング

こんにちは!クライミングブロガーさとしです。

 

今回は「ヒールフック」について解説していきます!

・ヒールフックを覚えたい人
・ヒールフックが苦手な人
に向けた記事となっています。
 
 
さとし
さとし

クライミングジムスタッフとして5年間働いてきた経験をもとに解説していきますね♪

この記事を読むことで

・ヒールフックのかけ方やそのコツ
・使う場所やヒールフックのメリット
・トゥフックとの使い分け
が分かるようになります!
 
ではさっそく!
 

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【ボルダリング】脱初心者に向けて!「ヒールフック」徹底解説!方法とそのコツ、メリットや使い分けまで紹介

ヒールフックってどんなムーブ?

「ヒールフック」とは

・かかとをホールドに引っかけるムーブ
のことです。
 
ヒールフックをすることで足を置くホールドが少ない状態でも
安定した体勢を作ることが出来るメリットがあります。
 
 
ヒールフックができるようになると初心者から抜け出して中上級者って感じでいいですよね♪
実際のところ登りの幅もかなり広くなりできることも多くなるので、
覚えるとどんどん登るのが楽しくなりますよ♪

【ボルダリング】「ヒールフック」をかける方法とそのコツ

「ヒールフック」をかける方法は

課題によってさまざまですが、

自分が持っていないホールドに乗せる「ヒールフック」

自分が持っているホールドに乗せる「手に足ヒールフック」があります。

 

さとし
さとし

「ヒールフック」は色々なムーブと掛け合わされることがあるんですね♪

他にも

・「ヒールフック」×「フラッギング」

・「ヒールフック」×「ハイステップ」

などなど色々なムーブと掛け合わされて使うことが多いです。

今回はその中でも

「ヒールフック」「手に足ヒールフック」について

 
ヒールフックは純粋にかかとをホールドに引っかけるだけなんですが、
共通したコツがあるので後でお伝えしますね♪

手に足ヒールフックの方法

「手に足ヒールフック」

自分が持っているホールドにかかとをひっかけるムーブです。

 

ポイントは

かかとを乗せる前に先にかかとを乗せるスペースを作っておく

ということ

 

かかとを乗せるスペースを作っておかないと足を乗せるときに自分の手を踏むことになってしまいます。

 

また、自分の腕の内側から足を上げる方法と

自分の腕の外側から足を上げる方法がありますが、

おススメは自分の外側から足を上げる方法です。

 

リーチや体型、課題によってやりやすさが変わりますが、

基本的には腕の外側から足を上げたほうがやりやすいと思います。

ヒールフックを効かせるコツ

「ヒールフック」をかけても

足がすぐに抜けて落ちてしまうということがあります。

 

そんなときに意識してほしいのが

ヒールをかける向き
です。
 
 
失敗してしまう例としては
かかとを壁に対して垂直にかけている状態。
 
まず掛かりにくいのと、手を出したときに足が動くスペースがないので手を出せずに落ちてしまいます。

↓壁に対して垂直にヒールをかけている様子↓

ヒールフックを効かせるようにかけるには

壁に沿うように壁に対して平行にかかとをかけていきましょう!

 

手を出すときいつま先を前に倒せるようになるので、かかと全面を使っていくことができ安定します。

↓壁に対して平行にヒールフックをかけている様子↓

かかとのかけ方でヒールフックの効き具合が変わってくるので色々試してみましょう!

 

また、クライミングシューズが自分の足に合っていないとヒールフックもかけづらくなってくるので、自分に合ったシューズを見つけることも重要です。

フックをしていない足も意識しよう!

もう一つポイントとしては

「フックをしていない足」です。

 

フックをしていない足をそのままホールドに乗せておくと

重心を移動させづらくなり手を出す距離がでません。

フックをしていない足を開いて壁にあてておくことで安定した体勢を取りつつ、手をだすことができます。

もちろん課題によっては足を開かない方がいい場合もありますが、

足を置いた状態でヒールフックが効かないようであれば

思い切って足をきってみて、開いて壁にあててみましょう♪

「ヒールフックのコツ!」手を出すときは膝とつま先を○○するように!

ヒールフックをした状態で乗り込んで手を出すときのコツ

・膝とつま先を前に倒すようにする
ことです。
 
膝とつま先を前に倒すようにすることで、かかと全面を使うことができ
身体の動きにヒールフックを対応させることができます。

ヒールフックを使う場所やヒールフックのメリットについて

ヒールフックを使う場所としては

・足を置くホールドが少ないとき
・つま先を乗せられないとき
・足がきれると辛いとき

などがあります。

 

足を置くホールドが少ないとき

足を置くホールドが少ないときは「手に足ムーブ」を使うことが多いです。

 

「手に足」「ヒールフック」は相性の良いムーブでよく掛け合わされて使います。

足を置くホールドがないときは「手に足ヒールフック」が有効だったりするんですよね♪

つま先を乗せられないとき

ホールドに届かないとき「手に足ムーブ」を選択することが多いのですが、

手で持っているホールドが高い位置にあるときはつま先を乗せるのがツラかったりします。

 

足が高い位置にあると身体を折りたたまないといけなくなり、狭い状態になります。

足がそのスペースに入らないとつま先を乗せることはできません。

こんなとき、ヒールフック

足が高い状態でもかけやすいのが特徴です♪
 
さとし
さとし

つま先を乗せられない狭い状態でもヒールフックで切り抜けられるんですよね♪

足が切れるつつらいとき

手を寄せるような重心が横にズレる一手をだすときに

足や取りに行くホールドが悪いと、

足が切れやすくツラくなります。

そんなときにも

ヒールフックをかけておくことで体勢を安定させて

重心のズレにも対応することができます。

トゥフックとヒールフックの使い分け

結論から伝えますと

・取りに行くホールドの位置によって使い分けよう!
です。
 
ポイントは腰の位置です!
詳しくはこちらの記事でお伝えしていますので、ぜひ読んでみてください♪

腰の位置が重要でありまして、

・トゥフックは腰の位置が下がる
・ヒールフックは腰の位置が上がる
って感じ。
 
もちろん例外もありますが、これを基本に考えてOKです。
 
トゥフックは腰の位置が下がるので近くの近くのホールドを取るのに適しています。
また
ヒールフックは腰の位置が上がるので遠くのホールドを取るのに適しています。

ということで、

トゥフックとヒールフックの使い分けは取りに行くホールドの位置によって使い分けましょう!

まとめ

ヒールフックとは

・かかとをホールドに引っかけるムーブ

 

ヒールフックのコツ

・壁に沿うように壁に対して平行にかける
・バランスが取れないときはフックをしていない足を開いて壁にあてる
・乗り込んで手を出すときは膝とつま先を前に倒すようにする

 

ヒールフックのメリット

・足を置くホールドが無い状態でも体勢を安定させることができる

 

ヒールフックを使うポイント

・足を置くホールドが少ないとき
・つま先を乗せられないとき
・重心のズレを止めるとき
 
ヒールフックとトゥフックの使い分け
・取りに行くホールドが近い場所はトゥフック、遠い場所はヒールフック
 

という感じでした!

 

ぜひ参考にしてみてくださいね♪

 

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