こんにちは!クライミングブロガーさとしです。
今回は「手に足トゥフック」についてです。
【ボルダリング】足技!「手に足トゥフック」を使うタイミングとメリットとは?失敗しないための5つのコツを紹介!
「手に足トゥフック」ってなに?
「手に足トゥフック」とは
「手に足」というムーブと「トゥフック」というムーブを合わせたものです。
「手に足」は手で持っているホールドに足を乗せて、次のホールドを取りに行くムーブで、
「トゥフック」は足の甲の部分をホールドにひっかけてバランスを取るムーブです。
ジムでは、どちらのムーブも4級ぐらいから少しずつでてくる印象です。
なので、4級や3級を登っているクライマーはぜひ参考にしていただければと思います!
「手に足トゥフック」を使うタイミングは?
フットホールドがない
「手に足トゥフック」はフットホールドがないときによく使われます。
トラバース(横移動)をするときは、下にホールドがないときがあるので、
そんなときは「トゥフック」が有効に使えます。
バランスが悪いとき
ホールドをマッチするときや、ホールドを取ったときに身体が開いてバランスが崩れてしまうときにもよく使います。
「手に足トゥフック」のメリット
バランスを安定させられる
「トゥフック」はバランスを取ることができるので、
ボルダリングでは力を使わず楽に登ることができます。
リードではクリップ体勢を作ることもできますね。
また、安定した状態で一手をだすことができるのでバランスを取ったうえで登っていくことができます。
「手に足トゥフック」を失敗させないための5つのコツ
【手に足トゥフックのコツ】
・トゥのスペースを作っておく
・壁に沿うようにフックをかける
・足で引かない
・腰を下げて体重で引く
・バランスが取れないときは、トゥしていない足をきってバランスをとる pic.twitter.com/akXpw8VL8e— さとし@クライミングブロガー (@ClimbingUP4) 2019年10月18日
あらかじめ「トゥフック」のスペースを作っておく
「手に足トゥフック」をするときはあらかじめフックをかけるスペースを作っておきましょう。
手よりも足の方がスベースを食うし、繊細な動きも難しくなってくるので
先に手の位置を変えてスペースを作ることが大事です。
壁に沿ってトゥをかける
ヒールフック同様、壁に沿ってフックをかけていきます。
壁に沿ってフックをかけることで身体の向きが開かず安定していきます。
足首は直角にするとフックがかかりやすいです。
足で引かずに身体で引く
足でめいいっぱい引こうとすると膝が曲がりやすくホールドにフックを効かせづらいです。
膝はまっすぐに伸ばして重心をホールドの効く方向に預けることでフックのかかりがよくなります。
ホールドが下に効くのなら、腰を下げてフックを効かせ
ホールドが上に効くのなら、腰を上げてフックを効かせていきます。
ホールドの効く方向を意識することで登りやすさがかなり変わっていきます。
腰を壁に近づける
「壁に沿う」や「身体で引く」に近いんですけど
「腰を壁に近づける」ことも重要です。
腰が壁から離れてしまうと、壁に沿うようにはかけられないし、
身体で引くことも難しくなります。
なので、「腰を壁に近づける」と言う意識でフックをかけると
効きやすくなってきます。
足をきる
フックをかけていない足をそのままホールドに乗せているとバランスがとれなくなるときがあります。
そんなときは
「足をきってしまいましょう。」
足をきって開くことで、体重をフックに効かせやすくなっていきます。
また、きった足は壁にスメアリングをしておくとバランスもとりやすいです。
次の一手が遠いときはスメアの位置を高めにすることで
一手だしやすくなります。
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