前回は課題づくりのメリット、効果をご紹介しました。
みなさん、課題は作っていますか?
私はかれこれ500課題以上作っております。
正直、まだまだ未熟ですが自分なりに面白い課題の作り方について
ご紹介していきたいなと思います。
ちなみに、課題作りはめっちゃいいトレーニングになります。
課題作りトレーニングの効果はこちらからどうぞ
でで、課題づくりがいいトレーニングになるのはわかったけれども
上手く課題が作れないよってかたにむけて。
また、今回はリーチ感やグレード感に関しては無視しています。
結構人それぞれの感覚なので、最初は気にせず作っていきましょう!
課題づくりに大切なこと
良い課題を作るためにはどうしたらいいのか?
ずばり、テーマを決めましょう!!
課題づくりはテーマが大事!!
まず課題を作るときに、いきなり適当にホールドを決めても上手くいきません。
面白くなかったり、必要じゃないホールドがでてきてしまったりします。
それを、防ぐために
まずは
「課題のテーマ」を決めましょう!!!
難しく考えずに決めていくと良い感じです♪
・クロス―ムーブを取り入れた課題
・ランジが上手くなりたい!
・カチホールドを克服!!
・バランシーな3級!
なんでもいいです!
大まかなテーマを決めることが
最初は大事です!
課題づくりはそこから始まっていきます♪
テーマにそってホールドを選んでいきましょう!
テーマに必要なホールドを選んでいきます。
ランジをする課題なら、最初にランジのパートを考えてもOK。
カチ課題なら、とりあえずカチをつなげてみてもOK。
核心のホールドやムーブを決めると作りやすいかもです!
スタートホールドから決めてもいいですし、
途中のムーブとホールドだけ決めてから、
最後にスタートとゴールを決めてもOKです♪
どこから決めていっても良いのでホールドを選んでいきます!
しかし、ただテーマに沿って選んだだけじゃ面白くならないことが多々あります。
面白い課題を作るためには、もう一工夫必要です♪
面白い課題にするには限定してみよう!!
どのホールドを使ってもいいよっとなると
意外と悩むものです。
なので、ここはあえて選ぶホールドを限定してみましょう♪
ホールドの種類で限定してもいいですし、
ホールドの色でも、
ホールドのメーカーでもOK。
また、ホールドの向きを限定したりしても面白いです♪
人間の脳はある程度限定されているほうが想像力が働きます。
全てのホールドを限定する必要はありませんし、限定にとらわれる必要もありません。
しかし、ある程度の限定があると面白い課題が出来上がります!
また、限定して考えているうちに新たな発想が生まれたりしていきまます♪
一つのホールドを徹底的に!
また、一つのホールドの使いみちを徹底的に考えるのも面白いです。
このホールドは只のピンチでホールドですが、
マッチしてもいいし、
ガストンでも持てるし、
ラップ持ちもできそう、
もしかしたら、アンダー持ちもできるかも
などなど
一つのホールドでもいろんな持ち方が出来たりします。
そして、その持ち方でしか登れないような動きを考えてみるのもとても面白いです。
課題を作り終わったら
必ずチェックをする
ある程度ホールド決まったら、必ず登ってみてチェックをしましょう。
チェックをするポイントは
・想定したムーブと違うムーブで行けないか。
想定ムーブじゃないムーブで行けてもいいのですが、
違うムーブのほうが明らかにグレードが優しくなってしまうと、
課題のテーマからはずれてしまいます。
必ず全パートで色々なムーブを試してみましょう。
あえて、いろんなムーブの可能性を残す課題もあるので、
がちがちに決めなくても平気ですがね(笑)
・いらないホールドはないか
明らかに要らないホールドがないかチェックをしてみましょう。
なんとなく決めたホールドでは、全く使わないホールドが出てきたりします。
しっかりと考え抜いて、すべてのホールドに意味を持たせましょう!
人に登ってもらいましょう!
自分だけでなく人にも登ってもらいましょう!
自分だけのチェックだと、かなり甘くなります。
自分の想定ムーブに固執してしまったり、
頭が固くなっているのであります。
人に登ってもらい、新たなムーブ、発想を得ることで
課題づくりはどんどんうまくなっていきます!
ぜひとも、自分だけで終わらせずに
人に登ってもらいましょう♪
お互いに作った課題をお互いに登りあうのも楽しいですよぉ♪
さいごに
いかがだったでしょうか
課題づくりは奥が深いです。
しかし、課題を作っていくことで
ムーブへの理解も高まったり、
苦手が克服できたり、
オブザベがうまくなったり
良いことがたくさんあります!
ぜひ課題づくりを楽しんでみてください♪
コメント